細密に美しく編まれた吉田佳道さんの竹の花入れです。わずか1mmほどの幅のひごを作るだけで、大半の時間を費やすとお話されていましたが、その細い細いひごのおかげで、品格ある雰囲気が醸し出されていると感じます。丁寧に編まれたすっきりとしたフォルムが、和空間はもちろん、洋間にも上質なモダンさを演出してくれると思います。この一本がすっとお部屋にあるだけで、住まう人のセンスが感じられるような作品です。 胴の中には、お花保ちの大変良い赤の銅が落としとして使われています。
サイズ 高さ 約21.5cm
径 約3cm