信楽で作陶されています、谷穹さんの新作、鶴首です。
谷さんの古信楽のルーツを辿る旅は続いているようです。
谷さんの研究によれば、古信楽の用途は、穀物等の保存の使用目的だけではなく、古くは、収穫物を入れ、神に豊穣を祈願するための器として、祭祀に使われていたかもしれないとのことです。
そのような信楽のルーツを辿る旅で生まれたのではないかと思われますのが、今回のこちらの白い信楽です。そこには、神聖な空気を纏っているような風情があり、野の花を柔らかく受け止めてくれるようです。
高さ17,5cm
口径の径 3.5cm
幅の最も広い径 約9cm
底の径 6cm